さて、みなさんは歯磨きをしていて、歯茎から出血することはありませんか?
力強く磨きすぎて歯茎が傷つき出血することもありますが、もしかするとその出血は歯周病の症状かもしれません!
そもそも歯周病で歯茎から出血する原因は何だと思いますか?
…それは、プラークです!
プラークとは、歯面にくっつく、白っぽいネバネバした細菌の塊になります。単なる食べカスなどとは違います。
歯磨きがきちんとできておらず、このプラークが歯面に残ったままになると…
プラークが増え、歯周病菌の活動が活発になり、歯茎はパンパンに膨れてしまいます。
歯周病の進行過程は
健康な状態
↓
歯肉炎
↓
歯周炎(軽度)
↓
歯周炎(中度)
↓
歯周炎(重度)
この歯周病の進行過程でいうと、歯肉炎という状態です。歯磨きをすると出血します。
こうなった原因はプラークです。なので、歯肉炎の段階であれば、このプラークを歯ブラシやフロスなどでしっかり除去することで、元の状態まで改善させることができます。
現時点で口腔内に不調が無くても、歯科医院で検査したりすると、実は歯周病だったりと気づくことも多いかもしれません。
歯周病はある日突然、重度の症状が出るのではなく、徐々に進行する病気です。重度になってから慌てて治療するのではなく、早い段階から予防することが大切です。
口から食事をとり、ずっと健康でいるためにも、歯科医院での定期検診に通われることをおすすめします!