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子どもの手づかみ食べ

 ずいぶんと日が短くなりましたね。日増しに秋の深まりを感じるようになりましたが、皆さんお変わりありませんか?

 先日、1人目の子育てに奮闘している友人が、食事の時、子どもにスプーンやフォークを持たせても、すぐに投げ捨てて、手づかみでしか食べてくれないと話していました。初めての子育てだと、いろんなことが心配になりますよね。

 今日は、手づかみ食べの大切さについてお話したいと思います。

 手づかみ食べは、自分で食べる自食のスタートです。この時期には、歯茎で潰せる程度の硬さのものなら、食べられるようになっています。手づかみ食べは、まだスプーンなどが上手に使えない子どもにとって、自分で食物を選択し、食べる欲求を満たせる唯一の方法です。食べる意欲を高めて、自分で食べる楽しみを経験させてあげることが大切です。

 自分の手で、食べ物を触る、握る、硬さを確かめるといった体験は、発育発達には、重要な行動なのです。まだ不器用ですから、太さや長さを、その子がつかめる大きさにしてあげることで、手づかみ食べが積極的にできるようになります。

 食べる事が楽しいということを覚えるためにも、たくさん手づかみ食べをさせ、いろいろなものを食べ、顎の発達にもつなげましょう。

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